彩星の会のお手伝い
ユウさんが亡くなった翌年(去年)3月、彩星の会の定例会に出かけるとそれは
総会だった。そこである方から「直子さん、世話人になって下さい 」と言われた。
身軽に動けるようになったし、ぜひ体験を活かして、と思うのだが、夫亡き後の
様々なことを時間をかけてやっていかなくてはならないし、まだ気持ちの余裕が
無く、申し訳ないがお断りをした。
それでも一周忌までの一年間は、地域の家族会のお手伝いをさせてもらってきた。
ユウさんが入院してからの日々に「どんな時でも構わないから何かあったら
電話して。すぐ行くから。」と、会の方々のお言葉は心強く、いよいよの時、
何もわからない私に代わり葬儀の段取りをして下さった。大きな恩義を受けた。
そのご恩に報いたいとの気持ちでお手伝いをして来たのだ。
そして、これから彩星の会のお手伝いにも行きたいと思っている。
彩星の会へは最初は私1人で参加したが、その後は夫と連れ立って参加し、
夫もお世話になったし、私も勉強させてもらい癒されて来た。夫もここでは
笑顔になったし、病が進行して来た様子も会員の方々に知ってもらい、
励まして戴いたのだ。どんなに心強くなったか。
この会から戴いたご縁でゆうゆうや地域の家族会にも参加出来たのだ。
この大きな大きなご恩に報いたい。
世話人の名前を戴いてしまうと責任は重いが、そうでないといつまでも単なる
お手伝い気分のままかもしれない。迷うところだ。
1年目は準世話人として、出来る事から始めようと思う。
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